グレーが似合う無邪気な大人の女性、セッションのこと。
Hola!
20年以上、腕時計は付けていませんが
セッションの前には 必ず祖父の形見である
腕時計に、今日のセッションを受けることで
クライエントさまが 望む方向へ進んで
今よりもっと幸せで ありますようにと
祈ります、すると メッセージが届きます。
昨日は 年齢退行療法だよと
おしえてくれました。
カウンセリング時から
度々 ごめんなさい、など こちらをとても
気遣われ、 独特のテンポでお話しになる
教養ある大人の女性
脚の揃え方ひとつにも、きちんとした
教育を受けられたことが感じられました。
と 同時に これまでの出来事を
言語化していく中で
暫し お気持ちが混乱なさっている
ことも感じられましたので
そこに テンションをかけないように
ミルトンエリクソン催眠の方式を使って
自然な流れで トランス状態へ
そこでは、彼女とご家族の壮絶な
過去の世界が…ご家族に悪いことをした
という 罪の意識に苛まれている気持ちを
背負って生きてこられていました。
それを象徴するのが 過去に戻った
時に 外側全てはご家族の姿を被った
彼女の姿。
ツラい、悲しいと
か細く溢れ出る涙とともに
感情を吐き出した彼女に
もういいから、バカ、気づいていない
など 彼女とご家族だけが
その言葉の本当の意味をわかるのだろうな
というような、あたたかいメッセージでの
やりとりがあり、お互いありがとうと。
此れほどにシンプルな言葉の中に
天文学的数値な愛情が 含まれている
ことを 側で私も 共に感じさせられました。
それにより、これまで重く苦しく
彼女の中に 宿り続けたねずみ色の
ものが 解き放たれ 本来の自分を
取り戻したことを実感なさいました。
セッション後は 目が大きくなった
瞳が違うとスッキリ輝かれて
無邪気な子供のように 何度も何度も
お鏡をご覧になっていた笑顔が
とても印象的でした。
お帰りになったあと
血縁だからこその苦しみと
血縁だからこその 見えない大きな愛に
いつまでも 包まれているのかも
しれないなと 感じながら 腕時計を
外しました。
20代の頃に
九州の米軍基地がある街に戻り、
貰った日のことを想いながら。
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